商品ラベルデザイン
あきる野市の養蜂場・みつばちファーム(有限会社健康自然工房様)よりご依頼いただき、
「東京多摩のはちみつ」のラベルデザインのリニューアルをいたしました。
コンセプトストーリー提案から、ブランドロゴ/ラベルデザイン/イラストレーションの作成を行っております。
ランニングコストもできるだけ抑えられるよう、印刷仕様の提案もさせていただきました。
ORDERお客様のご要望
- 既存顧客は40〜50代を中心に70代くらいまでの女性が中心
→20〜30代女性にも層を広げたい - ギフト需要、おみやげ需要を高めたい
- 商品価格に見合ったデザインにしたい(安価な商品ではない)
- 「こだわりの製法で作ったおいしいはちみつ」ということを伝えたい
- 全5種類×6サイズ(30通り)の商品展開があり、
商品ごとの差別化をしつつ、できるだけ共通ラベルを使用しコストを抑える工夫をしてほしい
PROCESS制作の流れ
2weeks ─ 3weeks
初回お打ち合わせ〜初回ご提案。
リニューアル前のラベルは社長自らデザイン。創業当時から使用されてきたシンプルな「はちみつ」の文字のみのラベル。
まずは、ヒアリングした内容をもとに、商品の強み、ブランドとしての価値などを共有、コンセプトストーリーに落とし込み、共通意識の確認をさせていただきながら、複数の方向性(4〜5方向性程度)でラフデザインの提案をさせていただきました。
スタッフの皆さまから様々なご意見をいただきながら、方向性を検討。
─ 2weeks
方向性確定〜ブラッシュアップ作業。
「人の手によって丁寧に作られている」ということを伝えるため、生産者モチーフのイラストの案を採用。イメージのブラッシュアップとコンセプトストーリーをまとめていきました。写真は最終的にラベルに掲載したコンセプトストーリー。クライアントの大事にしている想いを集約し、エンドユーザーへ伝えたいメッセージを固めていきながら、ブランドの軸にしていきます。
─ 2weeks
イラストテイストバリエーション再提案。
生産者モチーフのイラストについて、親しみやすく可愛らしいテイストが良いとのことで、イラストのテイストを複数案再提案。
コンセプトストーリーをもとに、「ブランドに合っているか」検討しながら、細部を詰めていきます。
実寸のモックアップを作成し、手にとった時の印象や棚に陳列した際の見え方なども検証しました。
1week ─ 2weeks
最終調整〜印刷〜納品。
印刷仕様についても見積もりと合わせて複数パターンでご提案、ランニングコストとのバランスを考慮しながら、仕様を確定していきます。
実際に使用する用紙で色校正(意図した通りに刷られているかを確認する作業)をし、調整、印刷、納品へ。